2020
06.27

【誰もやってないけど実行できた勇気。クラウドサービスを初めて地方行政に導入した話】

コンサル業

株式会社ワクフリ代表取締役の髙島卓也さんは企業のバックオフィス環境改善のためのコンサル業務、ITツールの使い方の解説を行っています。株式会社ワクフリは創立して約3年、今ではセミナーへの登壇数の年間約百回を越え地方自治体との連携など活躍の場を広げています。

今や当たり前になった『クラウドサービス』
当初、世間ではクラウドサービスが前向きに取り入れられているわけではなかったのですね。
クラウドサービスの初期の頃はどんな様子だったのでしょうか?
今回はクラウドサービスが日本全体に浸透したきっかけを作ったクラウドの伝道師こと髙島卓也さんがどのような動きで世間へ伝えていったのかをご紹介します。

登壇セミナーやワクフリHP、各SNSなどから髙島さんってどんな人だろう、なぜITに詳しくなったのだろうと興味を持った方はぜひ読み進めてみてください!

◼︎髙島卓也さん プロフィール
長崎県波佐見町出身。
九州の大手税理士法人や事業再生コンサル企業を経て2017年に株式会社ワクフリ設立。中小企業の業務効率化や創業におけるITツール活用支援に特化し、経営のアドバイスを行う。全国の商工会議所や自治体とも連携、業務提携を行い、中小企業へのクラウドサービス普及に努める。クラウド活用・業務改善のプロとしてメディア出演も多数。

好きなものは白飯。おにぎりなら無限に食べられるとのこと!
温泉巡りやドライブ、美味しいものを食べることなど趣味も多い。

前回の取材記事はこちら。
今回はこちらの記事の続編です!

【貯金も仕事もゼロからの独立。髙島さんの仕事が途切れなかった理由とは?】

 

【市場を新たに作ることは大変だけど楽しかった。髙島さんの未開拓地からの挑戦】

ーー髙島さん、本日も宜しくお願い致します!前回は髙島さんの独立した頃のお話を中心にお伺いしました。
前回のお話の続きですが独立した頃の6年前はクラウドサービスの導入ができる人がいなかったとのお話でしたが、ライバルや同業者はいなかったということでしょうか?

「いませんでしたね。会計事務所の方でもクラウド会計もまだうまく使えない状況だったので。」

ーーなるほど!当時はまだクラウドサービスが世の中に普及していなかったんですね。ブルーオーシャン(競争相手のいない未開拓の地)だったということでしょうか?

「ブルーオーシャンではなかったです(笑)というより、まだ市場がない状況だったというほうが正しいですね。」

ーーオーシャンですらなかったのですね!

「そういうことですね。ブルーオーシャンはもうある程度世の中の認知もあってお金も稼げる競合も少ない状況だと思っていて。まだ海すらないところから手探りで開拓していきました。この表現って分かりやすいでしょうか?」

ーーありがとうございます。分かりやすいです!まだこの世になかったクラウドサービスを活用した業務改善って市場を作り出そうとチャレンジしたんですね。

「カッコいい言い方ありがとうございます。笑
収益が生まれるかもわからない分野だったので当時は誰も参入してこない状況でした。」

ーー確かに収益化できるかどうかわからない市場に臨んでいく方が難しそうですし、誰もやりたがらなさそうです。相当難しかったのではないでしょうか?

「難しかったです。市場がないということは布教する人も全然いないので、クラウドという言葉も浸透していませんでした。最初は理解されず結構つらかったな…と(笑)」

【実はクラウドサービスは地方から始まった?松浦商工会議所との連携で進むIT化】

ーー浸透されていないシステムを導入することは非常にハードルが高いですよね。どうやってクラウドサービスを浸透させていったか教えてください!

「縁あって長崎県の松浦商工会議所の方とお話した時に、地方では人手不足で中小企業が事業を継続できないという悩みがあることを知りました。地方こそクラウド会計などを使って生産性を上げていくという考え方が必要だと話していました。」

ーー地方の中小企業では人手不足が深刻化していますよね。効率や生産性を上げることは事業を継続させる上で必須になってきますよね。

「はい。松浦商工会議所の方も問題意識を持っていて現状をなんとかしたいという思いがあったのだと思います。僕のクラウドサービスを使った効率化の話を聞いてくれて興味を持ってくれました。」

ーー現状を改善したいという思いが髙島さんと通じ合ったのですね!

「はい。思いがある方が大好きなので!(笑)そこから話が進んでいってマネーフォワードのクラウド会計を導入したんです。商工会議所としては日本初でした。」

ーークラウド会計を日本で初めて導入したのは松浦商工会議所だったんですね!驚きです。クラウドサービスを行政である商工会議所が導入することなんてありえるんですか?

「最近だと指針も出ていてありえますが当時はありえないです(笑)しかもまだクラウドサービスの信用があまりなく、データが取られて危ないのではないかと思われるような時代でしたからなおさら凄いことだと思います(笑)」

ーーやっぱり!前例のないことですよね!

「はい。前例のないことを初めて実行することができました。クラウドサービスを使うことが当たり前でなかった時代に土壌作りから行っていったので導入が決まった時は感無量でした。」

ーー当たり前じゃないところに話をして、「それいいね」って採用されていくのがとても大事なことなんですね。
今やクラウドサービスの利用は当たり前になりましたが、その道を作った一人がまさか髙島さんだったとは…!今は土壌ができたおかげもあって、クラウドサービスを提供する方も増え、世間に受け入れられてますよね。

「クラウドサービスが広く知れ渡った証拠ですね。導入に踏み切ってくださった松浦商工会議所の方々や協力してくださった関係者の方々のお陰です。」

ーー髙島さんのお力も大きかったと思います。どういう風にアプローチしていったか工夫されたことがあれば教えてください。

「松浦商工会議所の方々に向けて無料で導入の説明を行ったり、クラウドサービスに限らずIT関連とかでも気軽に相談に乗ったり、人との信頼関係を築くのが大事だなと思っていたので飲みに行ったりとかもしましたよ。」

ーー長い時間をかけて人間関係を築いていったのですね。全員ができることではないと思います。すごいです。

「ありがとうございます。人を大事にできないとサービスがいくら良くても伝わらないのかなって思ってます。」

今回髙島さんは『市場の開拓』を始めました。
クラウドサービスを行政である商工会議所が導入したことは前例のないことだそうです。
当時はクラウドサービスの信用度が低かったとのこと。
情報が盗まれるのではないか?操作が難しいのでは?との声が大多数でした。

クラウドサービスを浸透させる大きなきっかけとなった松浦商工会議所とは今でもお付き合いがあるそうです。
いかに濃ゆく信頼関係を築いっていったかがわかりますね。
地方の中小企業と深く関わり、熱い想いで通じ合った髙島さん。

髙島さんが行ったことは誰しもが真似できることではないと思います。
しかしコツコツと信頼を積み重ねていく姿勢から、多く学ぶことがありそうです。

次回はいよいよ『IT導入補助金』がスタートしたお話をお伺いしていきます。

よければフォローお願いします。

髙島さんTwitterアカウント:

https://twitter.com/wakufuriceo

 

ワクフリHPへはこちらからどうぞ:

https://wakufuri.com/

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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